『和 Nagomi Blog』運営の経緯

Dr.和貴
こんにちは❗️
断食ドクターの西出和貴です。
まず初めに、僕が運営するブログ
和 Nagomi Blog
へお越しいただき誠にありがとうございます。
心より深く御礼申し上げます。
僕は現在、3つの法人クリニックと契約し
フリーランスとして仕事をしています。
しかし、つい数年前までは
普通の常勤医として働いていました。
ここでは、そんな僕がなぜ
フリーランスという道で仕事を始めたのか
その経緯について紹介します。

① 自身の「病」がきっかけで仕事を辞める

今現在、僕はフリーランスとして
週の約半分は外来で臨床に出ていますが
残りの半分は自身のビジネスを所有し
『志す道』を歩んでいます。
しかし、数年前までは
常勤医として普通に仕事をしていました。
今思うと常勤医として勤めていた時代は
とても懐かしく思うのですが
その当時は死ぬほど忙しい日々でした。
当時の僕は
・とにかく早く一人前になりたい
・開業して圧倒的結果を出したい
・周りの人間から注目されたい
そんな事ばかり考えており
仕事のモチベーションはこれらの動機だけ。
ですが、本当に強い動機でした。
僕の実家は歯科医院ではありません。
ですので大学在学中から
将来は開業して大成功する
この事を常に目標としていたからです。
当時の生活はというと
・毎日夜11時まで残って練習や勉強
・毎日夜遅くまで開いてるチェーン店で晩飯
・週2日の休みは睡眠と外来患者の予習
こんな感じ。笑
ですので当時はこんな生活をしていましたが
強い動機とモチベーションで何とか頑張っていました。
しかし、心のどこかではいつも
・二度寝してそのまま仕事休みたい
・10連休が欲しい、海外行きたい
・不労所得を構築したい
こんな事を思っていたのが正直な気持ちです。笑
(旅行大好き)
そんな生活を約1年続けました・・・
僕は徐々に体調を崩し始めました。
それは肉体的というより精神的な所から。
頭の中では
ここで働くと決めたからには最後までやりぬく
そう自分に言い聞かせていましたが、
心と体が付いて来なかったのです。
・次の日の朝を迎えたくないと思いました
・プライベートも楽しくなくなりました
・人とのコミュニケーションが怖くなりました
心を落ち着かせて話ができるのは気が付けば
「家族」だけ。
それが自分でも怖くなりました。
そこで徐々に脳裏をよぎるようになってきたのが
「病院」に行くという事でした。
しかし、それはとても抵抗がありました。
昔から、社交的な性格でラグビーや祭りといった
アクティブな活動が好きな自分が
仕事が辛くて病院に行く、ましてや「精神科」なんて・・・
ですがその時、心と体は限界でした。
そして僕は人生で初めて精神科病院を受診したのです。
受けた診断は「抑鬱状態」
要するにうつ病の一歩手前でした。
ドーパミンの分量が減少していて、ストレスが大きすぎて体がそれに耐えきれていない。
うつ病は目に見える病気ではないからこのまま仕事を続けると非常に危険。
辛いと思うが、仕事は辞めた方が良い。
そう言われたのです。
同じクリニックの勤務医の先生にも相談し
僕は「退職」を決意しました。
今まで生きてきて一番辛かったこと、それは
開業するという自分の目標を諦め
歯科医として別の道で生きていくと言うことを決断し
「退職します」と院長に伝えるその瞬間でした。
僕はこの当時から徐々に
開業して自分のクリニックを持つと言う目標に
疑問を感じていました。
これは僕が本当に将来なりたい自分なのか・・・
歯科医の常識になんて囚われる必要はない。
こんな思いが日に日に強くなりました。
歯科医として「治療」以外の生き方で
自分が思い描く生き方をしたい。
目指すべき道を変えたい
その気持ちが抑えきれなくなりました。
なので僕は遅かれ早かれ
常勤として働く道はやめていたと思いますが
当時のストレスや抑鬱状態の診断が
退職の決め手となる「きっかけ」になりました。
僕が勤めていたクリニックは毎日が勉強でしたが
たくさんの事を学ばせて頂きました。
何もできない自分に1から指導してくれた
院長と勤務医の先生方には心から感謝しています。
『向かいたい道』『向かっている道』の違いから
僕は退職という道を選びましたが
この勤務医時代を経験したからこそ今の自分がある
そう感じています。

② 人生を変えた「断食」との出会い

勤務していたクリニックを退職し
毎日休日となった僕。
快適でしたが、積極的に人と関わるのは嫌でした。
しかし、こんな生活をずっと続けることもできません。
お金も底をつきます・・・
僕は情報革命という時代のうねりを感じていました。
インターネットを利用して仕事をしたい。
そう考えていました。
インターネットを利用して治療以外で歯科医として
社会に貢献できる方法はないか
それをひたすら考え続けました。
その時にまず初めに思いついたのが
食育という分野。
すると、たまたま目に入ってきたのが
「杏林アカデミー」
という1つのセミナーでした。
そして、このセミナーが
後に僕の人生を変えるきっかけとなったのです。
そう、僕はこのセミナーで
断食と出会ったのです。
ここで紹介している山田豊文先生は
日本に断食を広めた第一人者。
僕はこの山田先生から「断食」そして
細胞環境デザイン学」という
病気を細胞レベルから治療する予防医学を学びました。
そして、自身の体でこの理論を実践しました。
・ジャンクフードをやめ、穀菜食を食べました
・白米を玄米に変えました
・肉を魚に変えました
・1日2食以下を守りました
・マグネシウムを積極的に摂りました
・早起きして朝日を浴びました
・音楽(バイオリン)を習い始めました
そして断食を行いました。
(断食中の滝行)
すると、徐々に変化が現れました。
体重が理想体重に戻り、肌から吹き出物が消えました。
朝の目覚めが良く早く起きれるようになりました。
心が穏やかになりました。
気がつけば精神疾患は治癒していたのです。
これらの経験から僕は
この理論と断食を多くの人に伝えたい
そのような気持ちが芽生えました。
細胞に溜まった毒を解毒して修復する「断食」
細胞の力を最大限に引き出す「環境」
これらを科学的根拠に基づいて正しく伝える。
これこそ俺がやるべき仕事!
そう確信し生きる道と決めました。
そこからの日々はまず勉強・・・
図書館にこもりました。
試験勉強をすることはもう無いと思っていましたが
学生時代のテスト前の猛勉強を思い出しました。
そして、2020年7月
杏林予防医学研究所 細胞環境デザイン学 認定医資格
分子整合医学美容食育協会 ファスティング指導資格
これらを取得。
 
これに歯科医師国家資格を加えた3資格を取得し
フリーランスとして独立しました。
これが僕の
独立系フリーランス歯科医(断食ドクター)
【和 Nagomi Blog】の誕生秘話です。
現在では自身の経験を活かし「断食」そして
細胞の環境を整える究極のメソッドを融合させた
『西出式栄養療法』を確立。
肥満・肌荒れ・不妊
原因不明の未病に苦しむ方を対象に
栄養療法を行っています。
また、SNSや講演活動を通じて日々
医療の真髄を発信しています。

③ 生命の歴史から導かれた「医療の真髄」

では最後に少し
僕が伝える医療の真髄について
お伝えしたいと思います。
我々人間は令和時代の「今」を生きています。
しかし、歴史を辿ると
この地球に生命体が誕生したのは約38億年前。
高熱細菌が最古の生命体と言われています。
その高熱細菌の誕生から今まで
生命体は進化を続け
ホモ・サピエンスである人間を創り出しました。
その歴史の中で生命体が絶滅することは
一度もありませんでしたが、それは苦労の連続でした。
・全表面が氷に覆われる全球凍結
・大気組成の変化(O2,CO2,N2)
・マグマ噴出による破局火山
更に5回の大量絶滅
・オルドビス紀末(4億4000万年前)
・デボン紀後期(3億7200万年前)
・ペルム紀末(2億5200万年前)
・三畳紀末(2億100万年前)
・白亜紀末(6600万年前)
生命体はその全てを乗り越え
進化を遂げてきたのです。
そして、アフリカの森林から人類が
ようやく誕生しました。
しかし、ここからもまた苦悩の連続でした
それは飢え寒さです。
食糧を確保すること、寒さを凌ぐことが
生きる為、子孫を残すための使命でした。
人類は食糧の少ない寒い平原を北上する中で
この飢えと寒さの適応能力を身につけたのです。
このように我々の先祖は
過酷な環境下でもしっかりと生き延び
38億年という長い歴史から
生きる術を自らの遺伝子に刻み込んだのです。
要するに我々が持つ60兆個の細胞だけが
病気の治し方を知っている
ということ。
病気を根本から治癒できるのは
「医師」「薬」ではなく
自身が持つ「細胞」だけということです。
では、今を生きる現代人は
今どんな生活をしているでしょうか?
・飢餓との戦いを強いられているでしょうか?
・寒さを凌ぐ日々を送っているでしょうか?
現代の暮らしを見ると
その真逆である生活をしている事に気がつきます。
・玄米菜食から欧米食へ
・主食の変化(米からパンへ)
・タンパク源の変化(魚から肉へ)
・嗜好品の摂取(糖、乳製品、油)
・1日3食腹一杯の食事
・酒、煙草
・夜行性の生活
・ストレス社会
・電子デバイスによる電磁波
我々現代人が病気になる原因は
ここにあるのです。
人間の体は歴史的背景から
「飢餓」を前提として設計されています。
そう、現代人が病気になる最もたる原因は
過食・美食・飽食
これらが原因なのです。
地球に生息している生命体において
「癌」で命を落とす生命体は
・人間
・人間が飼っているペット
・人間が飼育する動物園の動物
だけです。
自然界に生きる動物、植物は
癌で命を落とすことは決してありません。
人類誕生の歴史、自然界に生きる動物達
これらを紐解けば
健康的に生き抜く為のヒントが得られます。
では我々人間はなぜ病気になるのでしょうか?
その答えは
自然に背いた生き方をするからです。
では病気を治すにはどうすれば良いのでしょうか?
その答えは
生命を自然に戻してやるです。
これが生命誕生の歴史から導かれた
医療の真髄ということです。
僕はこの理論に
自身の病がきっかけで出会いました。
これは世間の常識を疑い
将来なりたいと自分を思い描いて創造し
行動した結果だと感じています。
今あなたは毎日どんな生活をしているでしょうか?
・何らかの病にお悩みでしょうか?
・仕事にやり甲斐は感じているでしょうか?
・人生を今を楽しんでいますか?
世間の常識を常に疑い
人目を気にせず自身の心と正直に向き合い
頭で考えあなたの信じた道を進んで下さい。
そう、だって我々はこの地球で
ホモ・サピエンス(賢い人)として生まれた
奇跡の存在なのですから。

ドクター紹介

断食ドクター 西出和貴の
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