ファスティングの必要性を徹底解説【将来の病気防げます】

ファスティングってなぜ必要なの❓
本当に体に良いの❓
このような疑問はありませんか?
この記事では
・ファスティングの必要性
・ファスティングの健康効果
・現代における「食」のあり方
これらを理解する事ができます。

Dr.和貴
今日は細胞環境デザイン学認定医
2級ファスティングマイスターであり
自身でも断食を実践している僕が
ファスティングの必要性を解説します❗️
現代の食文化において
ファスティングがいかに重要であるか。
「食」のあり方について深く考え
食習慣を見直すきっかけにして頂ければと思います。

ファスティングの必要性を徹底解説

ではまず初めに、
ファスティングの必要性について述べたいと思います。
ファスティング(断食)は近年になり
少しずつ注目を浴びるようになりました。
しかし、まだまだ日常生活に
ファスティングを取り入れている人は少ないと言えます。
というのも昔はそもそも
ファスティングなんて行う必要性が無かったからです。
明治や戦時中の日本はというと
食料不足という深刻な問題に直面していました。
僕のおばあちゃんは今年92歳なのですが、
戦時中は芋の蔓(つる)を食べて
飢えをしのいだと言います。
「3食腹いっぱい飯を食う」
なんて事は出来なかったのです。
要するに、
昔の人々は日々の日常生活の中で自ずと
少食・断食を実践していたという事です。
敗戦国日本の復興の立役者として有名な
「田中角栄」元総理大臣は
当時このような言葉を国民にかけていたと言われています。
「腹一杯飯は食えてるか? 
 食うに難儀(なんぎ)してはいないか?」
これは戦時中の飢えに苦しんだ国民に対し、
その解決策を打ち出した田中角栄が
国民に問いた言葉だと思われます。
それから約100年の年月が経ちました・・・
今、あなたの周りで
飢えに苦しんでいる人はいるでしょうか?
明日の食事にもありつけない友人がいるでしょうか?
時代は変わったのです。
戦後復興と共に日本は変貌を遂げました。
そして「食」も大きく変化したのです。
今や街に出れば
スーパー、コンビニ、ファストフード、世界各国の民族料理
添加物だらけの既製品が、所狭しと並んでいます。
今や日本の食はで溢れかえってしまったのです。
もし、現在の総理大臣が今

総理大臣
国民の皆様
腹一杯飯は食えてますか❓
食うに難儀(なんぎ)してませんか❓
こんな事を言おうもんなら、

いやいや、
そんな事より年金問題どーにしてよ❗️
医療費削減にもっと力を入れてよ❗️
こんな言葉が飛んできそうです。
昔は、飢えをしのぐために
栄養価の高い物をたくさん食べる事が大切でした。
これはプラスの栄養学とも言われます。
しかし、時代が変わり
今や食べ物は溢れかえっています。
過食・飽食が問題となっているのです。
精神疾患や肥満問題に加え日本の医療費は年々増加。
国民の66%以上が生活習慣病の延長線上である
癌、心臓病、脳卒中などで生命を落としています。
これらの主たる原因は
では、今の日本の食において何が必要なのか・・・
それは、
「何を食べるのか」よりも何を食べないか
この選択が今の日本では大事だという事です。
「栄養価の高い物をたくさん食べる」という
プラスの栄養学
ではなく
「いかに毒を体の中に入れないか」という
マイナスの栄養学
これが大切であるということ。
今日、今からあなたが摂ろうとしている
その食べ物は大丈夫ですか?
現代の日本において必要なのは、
あえて食を断つ断食(ファスティング)なのです。

ファスティングは体の大掃除

私たちの体にはもともと解毒システムが備わっています。
汗をかいたり尿や便を出すのもそうですし
食あたりで嘔吐するのもそうです。
そして、解毒の中心的な役割を担っているのが肝臓です。
通常は主に体内で発生した老廃物や遺物を
処理するために働いていますが
そんな肝臓をさらに働かせてしまうものがあります。
それは
・お酒やカフェイン
・食品添加物
・薬
などです。
添加物の入った加工食品をとったり、
肉などの高タンパク食をたくさん食べる生活を続けていれば
肝臓の解毒システムは処理が追いつきません。
そうして解毒パワーが落ちたところに
新たな有害物質が次から次へと入ってくれば
「毒」が体に溜まっていくのは当然のことです。
ここであなたの体を
石炭ストーブに置き換えて考えてみたいと思います。
炭や燃えカスの溜まった石炭ストーブに
燃料をいくら入れても、うまく燃えてくれません。
ここでいう炭や燃えカスというのは
体に溜まった有害物質や老廃物のことです。
そして燃料は栄養素に当たります。
 
燃えカスや煙突に溜まったカスを掃除すれば
ストーブはよく燃えるようになります。
同じようにあなたの体も、
ファスティングで体に溜まった有害物質を排出することで
摂取した栄養を効率よくエネルギーに変え、
より健康で活動的に毎日を過ごせるようになるのです。
 
ファスティングは
あなたの体に溜まった「」を解毒する体の大掃除
様々な有害物質に囲まれて暮らす我々にとって、
ファスティングは欠かせないのです。

代謝酵素で体を修復

体内で働く酵素は大きく分けて
「消化酵素」「代謝酵素」2種類があります。
消化酵素:食べ物を分解する際に働く酵素
代謝酵素:必要な物を作り、不要な物を排泄して
     細胞を修復する酵素
このように大変重要な酵素なのですが、
今のところ生涯のうちで体内で作られる量は
遺伝により決められているという説が有力なのです。
なので酵素の無駄使いは厳禁なのですが、
では体内で一番酵素を無駄使いする作業は
一体何だと思いますか・・・?
そう、消化です。
食べ物が体内に入ってくれば、
それだけで消化酵素の出番が増える事になります。
そしてその分、代謝酵素の働きが低下するのです。
また、消化・吸収のプロセスというのは、
1日に数ℓ物消化液が分泌され
体内で作られるエネルギーの約8割を使っていると
言われています。
つまり「食べる」ということは体にとって
非常に負担がかかるということです。
にもかかわらず、
現代人は消化酵素ばかりを使う食生活を続けているのです。
このような
消化酵素と代謝酵素のアンバランスを正してくれるのが
「ファスティング」です。
体に消化作業を休ませ、
消化酵素を節約させるようにすれば、
細胞を修復してくれる代謝酵素がパワーパップするのです。

食べすぎている現代人

では最後に
私たち現代人の「食べ方」
について考えてみたいと思います。
食事の原則を
「1日3食しっかり食べる」
これを信じて疑わない人は多いと思います。
あなたは今まで母親に
このような事を言われた経験はないでしょうか?

朝ごはんは必ずしっかり食べなさい❗️
おそらく一度は言われた事があるのではないでしょうか?
僕も、母親からは小さい頃からこの言葉を
言われ続けました。
しかし、細胞環境デザイン学を学び、
それが間違いであるという事を知ったのです。
結論を先に述べると
「朝ごはんをしっかり食べる」
これは間違いだという事です。
ではその理由を説明します。
基本的に人間の体内サイクルにおいて
本来、朝という時間は「排泄」の時間あたるからです。
人間の体内サイクルというのは
3つに大別する事が出来ます。
人間の体内サイクル
・午前4時〜午後12時:排泄
・午後12時〜8時:消化
・午後8時〜午前4時は:同化(代謝)
これが人間本来の自然に逆らわない体内サイクルです。
このため朝食摂るにしてもできるだけ軽めを心がけ
食事は午後12時〜8時の間に摂るのがベストという事です。
なので僕は今、朝食に水と少量フルーツを食べるだけです。
これにより、朝は頭が冴え仕事がとても捗ります。
朝食を示す英語
breakfast」「断食を破る」という意味です。
就寝中の絶食状態(断食)を終えた直後の体にとって
エネルギーをたっぷり使う消化は
かなりの負担であることは
容易に想像がつくのではないでしょうか。

「1日2食以下」のすすめ

では最後に、
僕がお勧めする食習慣を紹介したいと思います。
この食習慣は僕自身が現在行っているスタイルです。
6時:起床
8時:朝食 (水、少量のフルーツのみ)
12時:昼食
20時:夕食
0時:就寝
ここでポイントとなるのは
食事は「穀菜食」を中心に摂る
腹八分目にする
就寝3時間前は飲食しない
ということです。
しかし、
毎日このようなスタイルが維持できるかというと
それは無理で、都合によっては
この時間に食事を摂れない事も多々あります。
そのような場合の注意点をここでは記載しておきます。
そしてこれがとても重要です。
例えば、
昔の僕であれば仕事が忙しく12時に食事が摂れず
14時を回った場合であっても
「1日3食」の健康神話を信じていた僕は
昼食の時間が遅くなっても必ず昼食を食べていました。
しかし、今はもし14時まで昼食を取れなかった場合
昼食を飛ばすという事をしています。
また、朝起きる時間が遅くなり、
朝食を10時に摂ったとします。
すると本来昼食を取るべき12時が来ても
あまりお腹が空きません。
これもまた昔の僕であれば、
「1日3食信者」だったので

Dr.和貴
お腹空いてないけど
今、食べとかな夜お腹すけへんから
とりあえず何か食べとこ❗️

 

このように
何かしらのものを口に入れていました。
あなたも一度は
このような経験があるのではないでしょうか?
しかし、
今はお腹が空いていなければ
食べずに次の食事まで飛ばすという事をしています。
この
お腹が空いていなければ無理に食べない
というのが重要なのです。
理由はもうお分かりですよね?
空腹のメリット

1、血糖値が安定する

2、胃や腸など消化器官の負担を軽くする

3、消化吸収能がアップする

4、良質な睡眠が確保できる

5、食事からの有害物質の取り込みが減る

6、長寿遺伝子のスイッチが入る

7、脂肪を脳で使えるエネルギーに変える

8、集中力が高まり、頭が良くなる

このように、僕は
定期的な断食を3ヶ月に1回程度行っていますが、
それ以外の日々の日常でも
1日1食にしたり何も食べない日があったりします。
この定期的な断食に加え
日々の間歇的なプチ断食を取り入れる事で
より健康を維持しているという事です。
この記事を最後まで読んで頂いたあなたが今
「1日3食信仰」
を持っていたのであればその考えはいますぐ捨てて下さい。
そして
1日2食信仰
この食習慣を実践して頂きたいと思います。
今までとは違う
別次元の体に出会えることでしょう。
参考文献
・杏林予防医学研究所(杏林アカデミー講義テキスト)
・脳と体が若くなる断食力(山田豊文:青春文庫)
・図解 脳が蘇る断食力(山田豊文:青春出版社)
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