細胞だけが病気の治し方を知っている!

病気を治すのは細胞ってどういうこと❓
最近ある病に悩んでいるのよね・・・
このような疑問や悩みはございませんか?
この記事では
・病気を治すのは細胞である理由
・細胞の環境を整えることがいかに大切であるか
・どのような環境を整えれば細胞は病気を治してくれるのか
これらについて解説しています。

Dr.和貴
今日は杏林予防医学研究所
細胞環境デザイン学の認定医であり
2級ファスティングマイスターの僕が
細胞と病の関係について解説します❗️
人間という生き物は約60兆個の細胞から
成り立っていると言われ「病」の原因は全て
細胞の異常。細胞環境の異常と言えます。
細胞、そして細胞環境がいかに大切かを学ぶことで
日々の生活習慣が変わり
あなたが抱える「病の悩み」も改善することでしょう。

細胞だけが病気の治し方を知っている

「細胞だけが病気の治し方を知っている」
このタイトルを見て

ん❓
どーゆーこと❓

少しよく分からない。
このように思われる方も多いのではないでしょうか。
病気には様々な種類や疾患があり
細かく分類すると、きりはありません。
しかし、
様々な病気の終着点はというと
それらは全て細胞の異常である
この一言に集約することができます。
では逆に
これらの病気を治すにはどうすればいいのかというと
「医師」「薬」に頼るというのではなく
本質的に大切なのは、これら病気の原因となっている
細胞の環境を整えてやる
元の環境にに戻してやる
このことが大切になってくるのです。
では
なぜ細胞がなぜ病気の治し方を知っているのか
その謎を紐解いていきましょう。

病気の原点は全て細胞の異常

「人はなぜ病気に罹るのか?」
一口に病気と言っても病気には様々な種類があり
非常に沢山の疾患を思い浮かべることが
できるのではないでしょうか。
分類方法を挙げるだけでも
部位により分類、発生機序による分類など
方法は様々です。
例えば
・遺伝子に問題を抱えている先天性疾患
・病原微生物び侵入・増殖が原因である感染症
・自己免疫疾患、アレルギーといった免疫系の異常
・糖尿病や脂質異常症のような代謝系疾患
・アルツハイマー、認知症といった脳・神経疾患
更に細かく分類するならば
際限なく病気の種類は増えていきます。
しかし、これらの様々な疾患を大きく捉えた場合
最終的には細胞の異常もしくは遺伝子の異常
この2つに帰着します。
遺伝子の異常
遺伝子の異常は先天性疾患が該当する事は明らかですが、遺伝子発現の異常まで含めると、他の疾患の多くが該当する事になります。
細胞の異常
細胞の異常は癌を含めた腫瘍が該当しますが、細胞活動の異常までを含めると、他の疾患の多くが該当する事になります。
例えば、先天性疾患であってもその多くは
重要なタンパク質が正しく作られないことが原因であり
即ち「細胞活動の異常」であると言えます。
また、感染症であれば、
バリア機能を担当している細胞の不具合や
異種生物を退治する免疫細胞の力不足が
大きな原因となります。
自己免疫疾患やアレルギーなどの免疫異常は
免疫担当細胞の活動に異常が生じた疾患。
代謝異常(糖尿病、脂質異常など)は
細胞が行っている代謝に
異常が生じた結果として現れる疾患ということです。
このように、私たちの生命活動というのは
遺伝子の発現、そしてそれを具現化する本体である
細胞の活動によって起こっています。
だからこそ我々人間は病気になった時、
最も注視しなければならないのは
細胞の活動であり、それを調節している
遺伝子の発現状態ということなのです。

遺伝子発現を調節しているのは全て細胞

「遺伝子の発現」
と聞くと少し難しい言葉のように聞こえますが
ではいったいどういうことなのでしょうか。
遺伝子の発言を門用語で言いうと
エピジェネティクス(後成遺伝学)
と言われるものになります。
エピジェネティクス
「遺伝的な要因は生まれた時のままではなく生まれた後でも色々な影響を受けることで、良くも悪くも変化していく」
という事実に目を向け、そのメカニズムについて研究する学問。
要するに言いたい事は遺伝子の発言は
「遺伝的要因」ではなく
環境的要因によって変化しうるということ。
なので細胞の取り巻く
環境要因が非常に大切ということなのです。
ではこの環境要因を受け
実際に遺伝子の発現を調節しているのは
誰なのかというとそれは「個々の細胞」
個々の細胞は

細胞

この酵素の活性を強めたいから
この遺伝子のスイッチを入れる回数を増やそう❗️

このように考え実行するのです。
そして、その細胞が自ら
細胞内の遺伝子発現を調節するのです。
少し、話が難しくなってしまいましたが
要するにまとめると
遺伝子の発現は
「環境要因」が非常に大切であるということ。
そして、その環境要因を受け
実際にその遺伝子発現を調節するのは
「個々の細胞である」ということ。
これらの事を一言で表すならば結局
病気を治すのは細胞であり
細胞だけが病気の治し方を知っている
このような表現になるということです。

環境こそ細胞の生命を左右する

病気の原因そして治癒の原点は全て
「個々の細胞である」
このことが理解いただけたところで、
次は、その病気を治してくれる細胞を取り巻く環境が
いかに大切であるかという点をお伝えしたいと思います。
ここで
この学問を提唱した山田豊文先生
「細胞環境デザイン学」の真髄
とも言える言葉であると表現している
細胞生物学者ブルース・リプトン博士
自身の著書に記した一文を紹介したいと思います。
細胞がどうやって自らの生理状態や行動をコントロールしているのか、そのメカニズムに関して、自分が行ってきた研究を見直してきたとき、はたと気がついた。
細胞の状態は、細胞を取り巻く物質的・エネルギー的な環境によって基本的にコントロールされていて、遺伝子はほんのわずかしか関わっていない、という事実に。
遺伝子は、分子でできた単なる設計図で、細胞や組織、器官を作るときに参照される図面にすぎない。遺伝子が「設計図」ならば、環境は「建設業者」にあたる。
建設業者は設計図を読み取り、必要な部分をうまく組み合わせ、責任をもって細胞を構築する。
つまり、環境こそが細胞の生命のあり方を左右する。そして何より、その細胞が環境を「認識」することによって生命のメカニズムが動き始めるのだ。
この分の中でリプトン博士は
環境こそが細胞の生命のあり方を左右する
このように述べています。
この言葉は健康の維持や疾患の治癒において
細胞の環境を整える事が
いかに大切であり重要であるかを
実感する言葉であったのではないでしょうか。

細胞の能力を発揮させる環境とは

では最後に
どのような環境を整えてあげれば
細胞はその能力を最大限発揮してくれるのでしょうか。
ここでは具体例を挙げて説明したいと思います。

Dr.和貴
ここで少し考えていただきたいのが
お腹の中の赤ちゃん❗️胎児です❗️
胎児が成長するには
その母親の健康的な羊水が必要不可欠です。
水道水の中では育たないというのは
誰でも容易に想像する事ができるでしょう。
それと同じように
人の細胞も健康的な細胞外液の中でこそ
健康的に活動する事ができるのです。
健康的な細胞外液とは、
細胞にとって必要な各種成分が溶け込んでおり
人工的な化学物質や有害物質が
溶け込んでいないものを言います。
では、どうすれば
健全な細胞外液を保つ事ができるのか・・・
それは、結論だけ言うのならば
出来る限り文明社会から遠ざかり
自然的環境で生活する
この一言に尽きるのではないでしょうか。
具体的な方法論は
これからこのブログで紹介していきますが
極論を言うと上記一言に尽きるのです。
現代の日本は
・添加物まみれの食べ物や既製品
・電子デバイスやインターネット
・最先端の医療機器に薬
など様々な「毒」があちこちに潜めいています。
このような現代にはびこる「毒」は
「病」を引き起こします。
これらの病は現代病とも言われ
現代の日本が抱える非常に重要な問題となっています。
これらの現代病をいかに避ける事ができるか
その鍵は
現代社会から出来る限り離れ、古代に戻る
もっと簡単な言い方をするならば
大自然との共存
健康を握る鍵はここにあるのです。
そうする事で
祖先が何万年もかけて適応してきた環境
近づく事ができます。
最初に挙げた例で言うなら
お腹の中の赤ちゃんを水道水の中から
健康的な羊水に戻されたということ。
不運にも病気に見舞われた時何よりもまず
全身の細胞に本来の力を発揮してもらわなければ
治癒を進める事は出来ません。
そのためには
全身を満たしている細胞外液を健康なものにする、
より自然的生活を送る必要があるというわけです。
参考文献
・杏林予防医学研究所(杏林アカデミー講義テキスト)
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