現代人はなぜこんなに病人が多いのか❓
なぜ年々国民医療費は増え続けるのか❓
なぜ年々国民医療費は増え続けるのか❓
このような疑問はございませんか?
この記事では
・現代人が病気まみれの原因
この疑問を解決します。
Dr.和貴
今日は杏林予防医学研究所
細胞環境デザイン学の認定医であり
2級ファスティングマイスターの僕が
現代人が病気になる原因について解説❗️
細胞環境デザイン学の認定医であり
2級ファスティングマイスターの僕が
現代人が病気になる原因について解説❗️
現代人が病気になる原因を知り
そしてをそれを避けることで
将来、病に苦しむことなく
健康的な生活を送ることができます。
この記事で
原因と対処法を学び
日々の生活に役立てて頂ければと思います。
現代人が病気になる原因
現代の日本では生活習慣病が急増。
メタボリックシンドロームや肥満が
社会問題となっています。
黄熱病や結核といった
感染症で死亡することは無くなりましたが
変わって増加したのが非感染性疾患です。
非感染性疾患とは、糖尿病や脳卒中、癌などを指し、
これらは全て生活習慣病の延長線にある病気です。
発展途上国ではなんと、
死亡率の66%が
非感染性疾患による死亡と報告されています。
また、同じく増加の一途を辿っているのが精神疾患。
WHO(世界保健機関)は2030年までに
「うつ病」が世界一の病気になると発表しています。
ではここまで生活習慣病が増え続けた
1番の原因はいったい何なのでしょうか・・・
生活習慣病そして
非感染性疾患で死亡する人が急増した1番の原因
それらは全て
「過食・美食・飽食」
これに尽きる言っても
過言では無いと僕は考えています。
では、なぜこの
「過食・美食・飽食」
が人間に病をもたらすのでしょうか。
病の原因が「食」にある理由
現代の日本では食に困ることのない豊な国になりました。
「お腹いっぱいご飯を食べる」
こんなことはもはや当たり前。
街には色とりどりの民族料理が所狭しと並んでいます。
僕が生まれたのは1990年。この時代には
コンビニ、ファミレス、ファストフード
これらが全盛期でした。
食べ物に困るなんてのは
僕も、僕の親も経験したことがないのです。
しかし、戦時中・戦後の日本
一昔前の日本であれば
「腹一杯飯を食う」
これがどれだけ幸せな事であったのでしょうか。
敗戦国日本の復興の立役者として有名な
「田中角栄」元総理大臣は
このような言葉を国民にかけていたと言われています。
「腹一杯飯は食えてるか?
食うに難儀(なんぎ)してはいないか?」
それから約100年の年月が経ちました・・・
今、あなたの周りで
飢えに苦しんでいる人はいるでしょうか?
明日の食事にもありつけない友人がいるでしょうか?
時代は変わったのです。
戦後復興と共に日本は変貌を遂げました。
そして「食」も大きく変化したのです。
では、現代の病の原因が「食」にある理由を
もう少し医学的に紐解いていきましょう。
1、人類は飢餓との戦いだった
この地球に生命体が誕生したのは
今から約38億年前と言われています。
その後、約4億年前に地球に陸上植物が発達し
酸素濃度が21%まで高まったと言われています。
さらに生命体は進化を続け
類人猿から現代人へ進化とを続けました。
もちろんその過程はというと
苦難の連続、様々な自然現象や災害、
そして何と言っても1番の苦難は
飢餓(食糧不足)でした。
現代のような
「過食・美食・飽食」
とは無縁の生活を何万年と続けてきたのです。
要するに
人類の歴史は常に飢餓との戦いだったのです。
しかし、近年長らく続いた
「飢餓」の歴史に変化が起こりました。
そう、「飽食」の時代へと変化したのです。
飢餓(きが):食料不足で飢えること
飽食(ほうしょく):飽きるほど食べること
2、人間の体は飢餓を前提に設計されている
これらの歴史的背景から
人間の体というのは基本的に
「飢餓」を前提として作られているのです。
では1つ「血糖」を例にとって
人間の体に備わっている仕組みを見てみましょう。
この図は血糖を上げるホルモンと
下げるホルモンを表す図になります。
血糖値を上げるホルモン
・グルカゴン
・コルチゾール
・アドレナリン
・成長ホルモン
・甲状腺ホルモン
・コルチゾール
・アドレナリン
・成長ホルモン
・甲状腺ホルモン
血糖値を下げるホルモン
・インスリン
このように、人間の体は
血糖値を上げるホルモンというのは複数存在するのに対し
血糖値を下げるホルモンというのはインスリンしか
存在していないのです。
要するに何が言いたいかというと
人間は血糖を上げることには慣れているが
下げることには慣れていない。
つまり
「飢餓」には慣れているが
「飽食」には慣れていない。
といこと。
人類は飢餓の歴史の中で
① 身体の免疫力
② 止血機構
③ 血糖値を高める能力
④ 塩分を溜める能力
⑤ 非常時に使用する内臓脂肪の貯蔵
これらを進化させてきました。
人類はこれまで
「飢餓でない=飽食」
という環境要因はなかったのです。
3、生活習慣病が増えた近年の日本
肥満度を表す指数として
よく用いられているBMI(Body Mass Index)
これは人の肥満度を表す指数としてよく使われます。
このBMI指数の世界を推移を見てみると
どの国を見ても先進国は右肩上がりなのがわかります。
日本を見てもBMI指数は右肩上がり。
結局我々人がんが抱えている大きな問題である
生活習慣病の主原因は
ほぼ100%「過食・美食・飽食」
ここにあるということなのです。
まずは食生活を改善しよう
現代の日本が抱えている生活習慣病
死因の原因である癌・脳卒中・心疾患
これらの1番の原因は
「過食・美食・飽食」
ここにあるということが
お分かり頂けたのではないでしょうか。
人類誕生より長らく続いた飢餓の歴史より
人間の体は「飽食」を前提として
設計されていないということ。
「飽食」というこれまでの歴史に無かった環境要因が
人を病に導いているということが
理解できたのではないでしょうか。
では、どのように改善していけば良いのか。
それはもうお分かりですよね?
それは
「食生活の改善」です。
日々の食事を改める。
これ以外に病気を防ぐ、そして治す方法はありません。
ここで1つ
勘違いしないで頂きたい事があります。
それは
病気を防ぐ食事と
病気を治す食事は同じであるということ。
病気を治す食事は同じであるということ。
そして
病気を防ぐ方法も
病気を治す方法も食事であるということです。
よく勘違いされるのが
病気を防ぐのは食事が大事。
だけど、病気になってしまうと治すのは「薬」
このような勘違いを起こしてしまう人が
非常に多いのです。
これは違いますので注意してください。
我々が本来食べるものべき
詳しい内容は別の記事でこれからお伝えしていきます。
少しでも興味がございましたら是非
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また、これまでに体の中に溜め込んだ有害物質(毒)
これを排出するのに
「断食」はずば抜けて有効な手段。
病気を防ぐあるいは治す食事
それを大まかに述べるとそれは「和食」です。
我々が長年食べ続けた日本の伝統食「和食」
これを食べれば良いのです。
非常にシンプルだと思いませんか?
まずは、あなたも
食生活の改善から取り入れてみてはいかがでしょうか。
細胞環境デザインの記事一覧
参考文献
・杏林予防医学研究所(杏林アカデミー講義テキスト)