【断言します】ダイエットしたいならファスティングしなさい!

ファスティングってダイエットできるの❓

体重はどのくらい減る❓
どのくらいの期間をどうやってやれば良いの❓
このような疑問はありませんか?
この記事では
・ダイエットにファスティングを勧める理由
・断食におけるダイエットの位置づけ
・ダイエットに適した断食期間とそのやり方
これらについて解説しています。

Dr.和貴
今日は細胞環境デザイン学認定医
2級ファスティングマイスターであり
断食を日々実践している僕が
断食とダイエットの関係を解説します❗️
今現在ダイエットを考えているというあなた。
はっきり言います。
ダイエットしたいならファスティングをしましょう。
ファスティングは究極の健康法であり
断食こそ体質改善に最も適した方法です。
ファスティングがダイエットにいかに適しているか
まずは知ることから始めましょう。

ダイエットしたいならファスティング

ダイエットするけどいつも失敗・・・
何か良い方法はないかな❓
ファスティングってどうなの❓
こんなことを考えているあなた。
ここで1つ僕から断言できることがあります。
ダイエットしたいなら
ファスティングをしなさい!
この1言に尽きます。
ではファスティングはダイエットにおいて
そんなに効果的なのでしょうか?
なぜ断食はダイエットに良いのでしょうか?
その理由を今から解説していきます。

ファスティングダイエットで得られる未来

あなたは今までに
このような経験をした事はないでしょうか?

せっかく頑張って5kgも痩せたのに
またリバウンドしちゃった・・・
世の中に出回っているダイエット法や
ダイエットサポートは数え切れないほどあります。
最近ではCMでもよく流れる
結果にコミットしたダイエットサポートなども有名。
確かに短期間の間に目標体重を設定
その目標に向かってダイエットを行うことは
決して間違ったことではありません。
しかし、
本当にあなたが得たい理想の未来というのは
短期間で痩せる事でしょうか?
あなたが本当に理想としていることは
その理想体重をずっと維持し続ける
この事ではないでしょうか?
世に出回る様々なダイエット法や
短期集中ダイエットというのは
短期的には痩せるかもしれませんが
長期的目線で見るとリバウンドするという例が
非常に多いのです。
僕が身を置く医療の世界では
様々な疾患や症状の経過を追い続けることが多くあります。
「再発率・5年生存率」
このような言葉を耳にしたことも
あるのではないでしょうか?
これは、その疾患が治癒したらそれで終わり
というものではなく
その再発や生存率など
術後経過を追い続けそのデータを数字にしています。
これが実は非常に大切。
ダイエットのやり方においても
短期においては結果を出せても
5年後にその体重をキープしているかというと
そうでないことがほとんど。
サポートにおいてもそれは同じ。
短期間で目標体重を達成しても
それが3年後・5年後に維持されているかという
経過を追ってデータを取ることをしないのです。
もし本気でダイエットを考えていて
ダイエットサポートを考えている場合
一度この質問をしてみると良いでしょう。

ダイエットサポートの後
経過を追って体重の推移を記録してますか❓
3年後のリバウンド率を教えて下さい❗️
リ、リバウンド率ですか・・・
おそらくほとんどのサポーターは
経過を追って記録をデータとして残していませんし
リバウンド率もかなり高いでしょう。
ダイエットにおいて本当に大切なことというのは
短期間で目標体重まで落とす事ではなく
落とした体重を維持し続けられるか
この部分が最も重要なのです。
この「適正体重の維持」において
最も有効な手段それが
自然との調和から生まれる予防医学
細胞環境デザイン学の知識
そして、その実践にあたる
ファスティング
この2つなのです。

断食におけるダイエットの位置づけ

・細胞環境デザイン学
・ファスティング
この2つがなぜ
「適正体重の維持に」最も有効なのでしょうか?
その理由は
そもそもファスティング(断食)は
ダイエットを目的として行うものではないから

え❓
どーゆーこと❓
ダイエットを目的としないの❓
そのように思われた方も多いと思います。
先ほども少しお話ししましたが
世の中には沢山のダイエット法が出回っていますが
そのほとんどが、短期間で痩せるという手法ばかり。
そして、もちろんですが短期間で痩せる手法というのは
ダイエットを目的とした手法が基本です。
これらの方法は目的がダイエットであるため
その手法を目標体重に達した途端にやめてしまい
リバウンド、この様な流れがほとんどなのです。
ではファスティング(断食)は
一体何を目的としているのでしょうか?
断食を行う目的それは
体質改善(究極の健康法)
ここにあるのです。
決してダイエットではありません。
ファスティングは一定期間食を断つことで
体に溜まった老廃物が排泄(解毒)され
細胞を修復してくれます。
ファスティングの目的はこの
解毒と修復を用いた体質改善
まさに究極の健康法なのです。
そしてこの健康法を行う副次効果(おまけ)として
体重も減少する。(ついでに痩せる)
この位置づけであるということ。
ダイエットを行うのではなく
体質改善で健康を維持する
これを行うからこそ継続して行うことができ
適正体重の維持にも繋がるのです。

ファスティングの健康効果

では次にファスティングの素晴らしい
健康効果について説明していきます。
僕が断食を経験して実際に感じたことは
次の通り
・体が軽くなる
・胃腸の調子が良くなる
・頭が冴える
・短時間で質の良い睡眠ができる
・早起きができる
ここでは科学的に証明されている
ファスティングの健康効果を紹介します。
他の記事でも詳しく紹介しておりますので
ぜひ合わせてお読みください。

① 解毒(デトックス)

体内に入った有害物質というのは脂肪に蓄積されます。
断食では体内脂肪が利用されるため脂肪組織に蓄積した有害物質が遊離し体外に排泄されます。
これがファスティングでよく言われる
解毒(デトックス)にあたります。

② ケトン体による精神のデトックス

基本的に人はエネルギー源としてブドウ糖(グルコース)を利用していますが
断食によりグルコースを利用できなくなった時、
ブドウ糖の代替エネルギーとして脂肪を分解させ肝臓でケトン体に作り変えられ、脳や体のエネルギーとします。
そして、体内にケトン体が増えると、脳内にα波も増えるという正の相関関係が東北大学のチームによって発表されています。
アルファー(α)波:集中、心身がリラックス
ベータ(β)波:不安や緊張
ガンマ(γ)波:怒りや興奮
デルタ(δ)波:眠っている、無意識の状態
シータ(θ)波:ウトウト状態
ファスティングで3日目くらいに入ると
「脳がスッキリした」「集中力が出てきた」
というような感覚を体験する人が多いのですが、
gskmこれは脳波からα波が出ているからです。
ケトン体の効果
①空腹をやわらげる
②リラックス効果
③鎮静効果
④幸福感が得られる
⑤酸化ストレスから守る
ケトン体ファスティングの醍醐味と言っても
過言ではありません。

③ オートファジー(自食作用)

オートファジーとは細胞が持っている細胞内のタンパク質を分解するための仕組み。
劣化した細胞は死に、また新しい細胞が誕生する、そのような新陳代謝が体の中で速やかに行われているのです。
2016年、細胞のオートファジー機能解明の功が認められ、大隅良典教授ノーベル生理学・医学賞を受賞しました。
これはファスティングの重要性が、細胞、分子レベルで科学的に立証されたと言えます。
オートファジーは
細胞内にある劣化した部品、故障した部品
不良品などを細胞内で分解し
部品に戻して使える部品は再利用するという仕組み。
これにより細胞内が掃除され
細胞レベルで健康増進されるのです。
これら3つは
断食による主な健康効果と言われていますが
これら以外にも
・抗老化、若返り:長寿遺伝子の活性化
・抗炎症作用:インフラマソーム活性化阻害
・抗がん作用:IGF-1低下
これらの効果も認められています。
そして、もちろん断食の効果の中には
体重減少もありますが決してメインの効果ではなく
これらの健康効果に比べると
おまけ程度のものと言えるのではないでしょうか。

ファスティングダイエットのやり方

では次にファスティングのやり方を説明します。
ファスティング(断食)と聞くと。
まず思い浮かべると思うのが

何日も何も食べずに我慢するの❓
このようなイメージが強いのではないでしょうか?
僕が初めてファスティングを知った時は
こんなイメージでした。
「断食とはメスを使わない手術である」
このような言葉があります。
少し考えて頂きたいのですが、
あなたが何かしらの病気になって
病院に行きました。そしていきなり

ドクター
〇〇さん、これは手術ですね❗️
明日手術しましょうか❗️
このようなことを言われたら
どうでしょうか?
説明や検査、手術前に入院もなく
いきなり手術を受け、即帰宅するでしょうか?
そんなことはしないですよね。
もちろん
簡単な手術の場合は日帰りもあると思いますが、
基本的に手術の前後には入院を行います。
実はファスティングもそれと同じ。
半日や1日といった
短期間の断食なら、その日だけで行えます。
しかし、
3日以上の長期的な断食を行う場合
必ずその準備と術後フォローが必要になるのです。
この準備と術後フォローを
ファスティングでは
準備期・断食期・回復期 と呼びます。
ファスティング
準備期(準備食): 3日
断食期(ファスティング):3日 〜 7日以上
回復期(回復食):3日
このようなイメージ。
断食を行う場合は
しっかりと準備食回復食の期間を設けることが
大切なのです。

究極の健康法でダイエット

この記事をここまで読み進めてくれたあなたは
断食が単なるダイエットでない事に
気づいたのではないでしょうか?
もちろん断食をすると体重は減少します。
しかし、断食を行う真の目的は
体重を落とすといった単純なものではありません。
断食は単なるダイエットにはとどまらない
究極の健康法なのです。
・細胞レベルで健康になる
・細胞の環境を整える
これからの長い人生を健康的に生き抜くために
まず大事なこと、それは
細胞にとって害になるものを
体に入れないこと
・農薬や水銀
・食品添加物
・トランス脂肪酸
残念ながら今の日本ではこれらを完全に避けることは
もはや不可能。
どれだけ意識して排除しても
日々の飲食を通じて知らず知らずのうちに
取り込んでしまいます。
つまり、今の日本では
体に有害な物質を避けようにも限界があるということ。
体に入った有害物質を定期的に浄化する
現代人が断食を行う意味はここ。
そしてそのおまけとして体重まで減る。
こんなに素晴らしいダイエット法は
他に無いと思いませんか?
僕が初めに伝えた
「ダイエットしたいならファスティングをしなさい」
この意味が理解できたのでは無いでしょうか。
参考文献
・杏林予防医学研究所(杏林アカデミー講義テキスト)
・分子整合医学美容食育協会(検定公式テキスト)
・脳と体が若くなる断食力(山田豊文:青春文庫)
・図解 脳が蘇る断食力(山田豊文:青春出版社)
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